釣り業界で『ブラー』と言えば、知らない人は居ないくらい有名なリグ(仕掛け)です。
これを発案した西田豊忠氏もあまりにも有名。ブラーは私が説明するよりも、販売元のFUJIWARAさんで確認して下さい。
ところで、真鯛ブラー釣りとは、このブラーを使用した釣り。陸奥湾の船釣りも、ブラーを用いますが、磯からでも十分真鯛が狙えるようで、いつかやってみたいと思っていました。しかし、この近辺では、餌となるアオイソメが高い。青森のように、1キロ¥3,000代なんてどこにもない。でも、とある釣具店で、通常の半額で売っているお店を発見。餌が安く手に入ることが分かり、いざ挑戦。
フカセ釣りで使用してる、ダイワのプレイソLBDの換スプール(銀狼)が余っていたので、PE1.0号を巻き、フロロ4号をリーダーとしてセッティング。標準のフックはちょっと弱いので、真鯛用やチヌ用に交換。根掛かりを少なくするため、シングルフックです。
折角準備をしたのですが、生憎、海は大時化で、土曜日は釣りにならないと判断。日曜日は、晴れで波は2.0mの予報だったので、何とか行けそう。
最初は、独りで行く予定でしたが、急遽予定が空いていた、会社の釣りクラブA氏と同行する事にしました。
夜中の1時、道の駅で待ち合わせ、一路男鹿へ
狙うポイントへ到着したのが、2時40分。満天の星空の元、出撃しようかと思ったら、波の音がすごい
近くの漁港を見ると、波が予想以上に高く、この暗い状態での移動は危険と判断し、その漁港でメバルを狙ってみる事にしましたが、まったく反応が無く、藻の根掛かりが多くて、全く釣りになりません。
しばし、2人で車の中で休み、うっすらと明るくなってきたところで、いざ磯へ。
波が強く、目的のポイントへ上がれるかどうか心配でしたが、何とか上がれるみたいでした。しかし、たまに大きな波しぶきが上がってくるので、気を許す事が出来ない状況です。
先端に私、横の方にA氏が陣取り、釣り開始。波も流れも強いので、選択したブラーは、18g。赤地に金ラメを貼り付けた、オリチューン(オリジナルチューン)仕様です。
沖にキャストして、ゆっくりフォールさせます。着底したら少し待って、ロッドをあおり、またフォールの繰り返し。
コツコツと何かが食いついています。どうも、フグがいるみたいです。
右も左も波しぶき。2人とも、小さな当たりはあっても、本命は上がらない状態が続きます。
この沈黙を破って、A氏の足下で、ヒット
手のひらサイズながら、本命の真鯛が釣れました。彼のブラーは金。彼は陸奥湾でも金のみです。やはり光り物が有効か・・・
その直後、今度は私にヒットォいきなりロッドがひったくられるようなアタリ。これは間違いなく鯛だ。
上げてみると、手のひら真鯛。これで、ボーズは免れました
その後、しばしアタリもなく、太陽も明るくなってきて、しばし休憩。に火を付けながら、少々気を抜いていた時、またしても、ロッドがひったくられるようなアタリ。今度は、かなり引きます。使用していたロッドは、エギ用のロッドで、ちょっと柔らかめです。
この引きは、40cmクラスか?と思うほどの引きでしたが、上がってみると、30cmジャスト
やはり真鯛の引きは、違いますね。一瞬、遠くに置いたタモが必要かと思ったほどでした。
←さっきよりも小さく見えますが…
その後、アタリは遠のき、ちょっと奥の磯へ移動してみようかと、歩き出しましたが、波で渡る事が出来ず、場所を変えるため、車へ戻りました。
今度は、有名な潮瀬崎。車が結構停まっていますが、まだ釣り座に余裕はありそうです。
沖向きの釣り座が空いていましたが、ここも波が高く、びしょ濡れ
根掛かりは無いのですが、波が這い上がってくるので、とてもゆっくりと釣りすることができません。
ちょっとだけ、場所を変えますが、今度は根掛かりの嵐。あっという間に6個のブラーをロスト。
初めて来た潮瀬崎ですが、水深がとても深く、根があるみたいです。隣のフカセ釣りの方は、メジナを釣っていました。
丁度昼になり、日差しが強く、集中力も続かなくなったので、撤収。餌がたくさん余ってしまいました。
夜は、真鯛の塩焼きで頂きました。
今までの釣りでは、ビギナーズラックというものは一切無く、本命を釣り上げるまで、1~2シーズンを要していました。
今回のように、初の釣行で小さいながらも本命を釣る事ができたのは、初めてです。
日頃の行いが良いからか、次から全く釣れないのか、どちらかですね・・・・(笑
written by kiyokiyo
\\ tags: ブラー, 男鹿, 真鯛
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