11月 20

前回、陸奥湾真鯛釣りで、一つテンヤを試したわけですが、元々陸奥湾での釣りは、西田式ブラーなどの、軽めのリグに、青イソメを房掛けにした『ブラー真鯛』が主流でした。

最近は、ブラーに限らず、ブラクリやパレットシンカーや、スプーンや軽めのメタルジグなど様々なリグを使う人が多く、必ずしもコレが良いと言うわけではありません。

それでも、その時の流行はあるもので、4~5年前は、ブラーやスプーンが主流だったのが、最近は、中通しのシンカーやブラクリだけとか、簡略化されたりしています。
(私の周りの話だけかもしれません・・・)

陸奥湾の場合、御当地リグ・・・・いわゆる漁具は、『テンテン』(写真1枚目)や『弓角(写真2枚目の右から2列目)』があり、流行に関係なく、釣れますし、人気は根強いです。

陸奥湾御当地リグ「テンテン」 陸奥湾仕様のリグ

・・・・話は戻り、一つテンヤを試してみて、大きな針やエビに慣れていないせいか、どうもしっくり来ませんでした。
色々ネットを検索していて、『鯛玉』と言う、カブラのラバーを外したような錘を見つけました。

テンヤの一種らしいのですが、針が固定化されていない形状です。

中通しの錘のように、穴が中心を通っているのではなく、少し中心からずらしたカタチです。
勝手な予想ですが、ロッドによる誘いを入れた時に、完全なバーチカル状態から、少し斜めに動くのではないかな?と・・・
横方向にリグがスライドした方が、ターゲットの真鯛が反応しやすいのではないか?と・・・

御当地リグのテンテンの良いところは、ヘッドに重心があり、くるくると回転しながらフォールし、着底後は針が少し浮き、水平方向にアピール出来る事の様なので、錘から離れた場所に針がある方が、アピール&ノリ共の良いのでは?と・・・

そんな勝手な予想を立て、早速鯛玉をネットでポチッとしたのですが、明日の釣行には間に合わないようです…orz

時間が無いので、自作してみることにしました。

ホームセンターで、中通しの鉛玉を購入し、ハンマーで側面を叩き、ドリルで、中心をずらして穴開け。
マイブームのケイムラ塗料を塗って、アワビシールも貼ってみました。
PE12号で針を結んで、セットし、完成です。(所要時間2時間半。)

自作 鯛玉(仮) 鉛玉
とにかく間に合わせなので、かなり適当ですが、取りあえず使ってみます。

西日本では、『シャクリ鯛玉』とか『鯛玉』とも言うみたいです。
フィールドテストに、乞うご期待!!!

written by kiyokiyo \\ tags: , ,